法科大学院生に移籍の自由を(改.法科大学院の自動車教習所化の提案) ― 2007年04月15日
新法曹養成制度については,司法試験受験のためには原則として法科大学院に行かねばならない(法律上は予備試験合格と法科大学院卒業は並列して規定されているが・・)。
法科大学院修了義務化自体おかしいと思うのだが,それがすぐに改められない場合,一度入った法科大学院がろくでもないところで3年間いるのは耐えられない!といった学生のために,2年生,3年生からの編入と,それまで取った単位の流用を広く認める措置をとるべきではないか?
その方が,法科大学院にも学生を失うことについての緊張感がより高まって,よりよい法曹教育がなされるように思うのだが。
昔,自動車教習所で,いったん入った以上は卒業までお世話になるしかないという時代があったけど,利用者からの不満で,途中で自動車教習所を移っても,それまでに達した段階分は無駄にならないようになった。それと同じことが法科大学院に起きてもよいのではないか。法科大学院当局は猛反対するだろうが・・。
by ノムラ [「司法改革」] [弁護士激増] [法曹養成制度] [コメント(2)|トラックバック(0)]
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