裁判員候補への呼出しはやはり現代の赤紙ではないか2008年02月21日

ボツネタ経由で知りました。

裁判員制度:被告に無罪判決 制度危惧の声も--模擬裁判終了 /新潟

新潟地裁で3日間の日程で行われた法曹三者主催の「第6回模擬裁判」が20日、終了した。被告の責任能力が問われた殺人事件の裁判で、裁判員らは被告男性が犯行時心神喪失だったとして、無罪判決を下した。判決後、参加した模擬裁判員らが会見した。

模擬裁判員として評議にあたった新潟市江南区の男性会社員(60)は「日程は事前に分かっていたので、仕事を調整して臨むことができた。でも、制度が本格的に始まると、会社員は大変なのでは」と危惧(きぐ)していた。

新潟地裁の大谷吉史裁判官は「制度上、国民に負担をかける部分があるが、喜んで送り出していただけるよう広報活動が必要だ」と述べた。【畠山哲郎】

「喜んで送り出していただけるよう広報活動が必要だ」って,「お国のためにお願いします」と言って戦地に兵隊を送り出してもらうようなイメージを持ってしまったのは私だけでしょうか?

裁判員制度は現代の赤紙だというのはあながち的外れでないように思います。