フロッピーディスク ― 2006年08月06日
ボツネタでBドライブについての豆知識が取り上げられていたが,私が就職したて(1990年)のころのパソコン(デスクトップ)は,フロッピーディスクドライブが2スロットあるのが多かった。当時東芝のDynabookとNECの98NOTEが出たてのころだったが,雑誌で,フロッピーディスクドライブが1スロットしかないのは,フロッピーのバックアップがとれないからけしからん!という記事が載っていたのが,Dynabookを買ったばかりの私にはショックであった。ハードディスクがとても高価な時代のことである(80MBのハードディスクが10万3000円もした。)。
そのフロッピーディスクドライブも,今のパソコンでは標準で添付していないものが多い。3.5インチのフロッピーディスクを見た時,なんて扱いやすいものがあるんだろうと驚いた(当時の私の職場では5インチの軟らかなフロッピーディスクが使われていたし,私が初めてさわったパソコンであるベーシックマスターJrではカセットテープにデータを入れていた。)のも今は昔である。
しかし職場では依然としてフロッピーはバックアップや持ち運び用メディアとして健在である。転送速度や大容量のデータの持ち運びを考えるとUSBメモリなどが便利だとも思うが,弁護士の作るデータは文書(テキスト)がほとんどなので,フロッピーで事足りる。フロッピーは手軽なデータ持ち運びの手段としてまだまだ生き残っていくのではないだろうか。
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