廉売規制で公取と経産省が連携するとは・・2008年03月06日

時代が変わったと感じます。

不当廉売:公取委と経産省が連携、摘発強化へ

公正取引委員会と経済産業省は6日、連携して不当廉売など「不公正な取引」による違法行為の摘発を強化する枠組みをつくる方針を、自民党の独占禁止法調査会に示した。経産省の職員を臨時で公取委の職員として併任し、企業の調査を強化するのが柱。

原価割れで販売し、ライバル社を市場から締め出す「不当廉売」や、大企業が下請け業者に対し不当な要求をする「優越的地位の乱用」の取り締まりを強化する。建設業、ガソリンスタンド、酒販売店などの業種を想定している。【瀬尾忠義】

経産省の職員を臨時で公取委の職員として「併任」するって,私の感覚では泥棒が警官になるようなもののような気がします。十数年前であれば公取の事務サイドは徹底的に抵抗したと思うのですが,時代の流れなんでしょうか・・・。

不当廉売規制の強化って言いながら実際には単なる安売り規制に堕してしまわないようにしてほしいものです。

コメント

_ h ― 2008年03月10日 14時18分17秒

まぁ,アンチ裁判員制度のためならば,大久保太郎氏と高山俊吉氏が握手する時代ですからね(笑)。何があっても全然おかしくない。

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