NTTの電話サービスと電凸 ― 2008年06月03日
電凸(この言葉に抵抗があるというのであれば,「問い合わせ」でもOK)について疑問に思うのは,電凸をする人って,自分の名前を名乗ってやっているのだろうか?ということだ。
人の家や仕事場を訪ねる際,名乗らずに訪れる人は(泥棒などを除けば)まずいない。電話も,相手に自分の素性を明かして使うべきものではないだろうか。
また,電話って,人の住まいや仕事場の平穏を乱す(少なくとも電話に出る手間と時間を取らせる)という点で,用法上の業務妨害機器ではないか。みだりに使われないようにするためには,電話を受けた人が,闖入者が誰かを知って応対することができるような仕組みになっている必要があるのではないか。
NTTは,ナンバーディスプレイサービスなどといって,架けてきた相手方の番号を表示するサービスで金を取っているが,これはおかしいと思う。無料で提供するのが当然ではないのだろうか。むしろ,ナンバーディスプレイができない電話機を使っている人用に,架けてきた相手方の電話番号を音声で知らせるサービスを提供すべきであるように思う。そのようなサービスがなければ,電話は使い方によっては危険な,設計上の欠陥を持った製品ないしサービスとして見られても仕方がないのではないだろうか。
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